しばらく物音がしないと思ったら…入居者募集中になった彼の部屋

隣の部屋のイケメン彼氏と付き合い始めてから早8ヶ月。時々喧嘩もしたけれど、私にしてはかなり上手くやってきた方だと自負しています。喧嘩の内容はいつも些細なもので、時間が経つとお互いに忘れてしまうほど。
友達にも、「近いと同棲しているのと変わらなくていつもお互いの動向が分かっちゃうから辛いよね」と言われましたが、正にその通り。いつもいつも彼の動向を気にしている自分にも最近気付いてしまいました。
それでも、あんなイケメンが彼氏になってくれたんだから、私は幸せ者だよなーと思いながら過ごしてきたのですが。
今日ふと気になって彼の部屋を訪れてみたら、既に誰も住んでいませんでした。入居者募集中という紙がアパートの外の方に貼られていたけど、全然気付かなかった。いつからだったんだろう。
前回確かに喧嘩をして、仲直りのきっかけがつかめないまま少し放置気味にしてしまいました。束の間の自由を楽しむような気持もあったけど、まさかそれが本格的な別れにつながるとは思っていなかった。だから、いつ彼に誤りに行こうかとか、どうやって仲直りしようかとか自分なりに考えていたのに、まさかの突然の別れとなって言葉もありません。
彼にとってはその程度の気持ちだったということかな。音信不通になっても、どうせ隣に住んでいるのだから、その気になればいつでも会えるという気持ちが私を横柄にしていたのかもしれません。他の人と付き合っていた時のように喧嘩を重く受け止めていなかった。相手も私と同じ気持ちで、少し甘えがあるけれど仲直りしたいと思っているはず、と勝手に思い込んでいた自分が馬鹿でした。
引越したのを知ってから急いで携帯に連絡を入れてみたけどつながらず、共通の友人などもいないので打つ手もありません。せっかく今度こそ上手くいきそうだと思っていたのに、お隣同士の超近距離恋愛はあっけなく終了となりました。
いなくなったことが発覚してから数日が経ちますが、今でも隣に彼が住んでいるような気がしてついつい気になってしまいます。それでハッと気付いて、「そうだ、彼はもういないんだ」と思うと寂しさがぐっと押し寄せてきます。せめて、何がいけなかったのか教えて欲しかったなーとか、きちんとけじめをつけて別れなかったなーとか色々な想いがぐるぐると巡りますが、結局のところは彼を諦め切れていないのです。いつかどこかで会ったら、きっとまた彼に恋をしてしまうでしょう。