風邪を引いたのはお隣さんのせい?イケメンから看病される幸せを噛みしめる

ずっと空き部屋だった隣にイケメンが引越してきてから約3カ月。努力の甲斐あってようやく彼女へと昇格できましたが、距離が近いということは良いことばかりではありません。
実は昨日、大学の友達が数人うちに押し掛けてきて、その中にとても馴れ馴れしく振舞ってくる男子がいるのですが。その男子が私にちょっかいを出しながら部屋に入るところを、偶然目撃されてしまいました。
一瞬目があって気まずい雰囲気が流れたものの、向こうがそそくさと部屋に入ってしまったので、その場を取り繕うこともできず悶々としていました。
その馴れ馴れしい男子というのは、以前告白してきて断ったにも関わらず、ずっと関わりを持とうとしてきます。曖昧な言葉ではなく、きちんと伝えたつもりなんですけどね。
その男子は人との距離感が近すぎる傾向にあって、それを好意的に思っていない女の子もたくさんいます。私もその中の一人なのですが、どうやら相手は気付いて無さそうで、以前と同じように振る舞ってきます。
とにかく、イケメン彼氏に見られてしまったことがショックで、その日はみんなとの飲み会も楽しめませんでした。
夜になって誰もいなくなってから、こっそり隣のドアを叩くと、少し赤い顔をした彼が出てきてだるそうにしていました。どうやら風邪を引いてしまったようで、横になっていたところを訪問してしまったみたいです。
こんな時こそ何か役に立たなければと思って、水分補給のためにスポーツドリンクを買ってきたり、おかゆを作って上げたりしました。おでこが熱かったので、氷水で絞ったタオルを乗せて、何度も取り替えているうちに朝に。
大分調子も良くなってきたので部屋に戻り、大学の準備をしていると何だか頭痛がしてきて寒気を感じ始めました。一晩中看病していたのだから風邪をうつされたのかもしれないと思って横になり、そのままウトウトしていました。
夕方になって部屋のインターフォンの音で目を覚ますと、ドアの前に彼が立っていました。パジャマで赤い顔をして立っている私を見て、すごい勢いで謝られ、そのままその日はうちで看病をしてくれることに。イケメンに風邪をうつされたことは全く気にしていないしむしろちょっと幸せだくらいに感じていたのに、更に看病までしてもらえるなんて、本当に幸せ者だなーと感じながら眠りにつきました。
近過ぎるのは色々問題が起こることもあるけど、やっぱり近くに居てくれると安心できるとしみじみと感じました。